探究型学習協働プロジェクト 東北芸術工科大学

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研究活動の報告

卒展鑑賞ツアーを実施しました!

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2月11日、快晴のなか東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展の小学生向け卒展ツアーを実施しました!
9名の小学生のみなさんが、美術科洋画コースの青山ひろゆき先生とこども芸術大学の矢作鹿乃子先生の案内でキャンパス内を巡りました。
今回はノートにメモを取りながら、色々な作品を見て行きます。

まずはグラフィックデザイン学科の展示へ。
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初めの部屋にあった、ふわふわのクッションの作品に思わず飛び込みます。
作品を作った学生さんが、綿を16kgも使っていることを教えてくれると、皆は驚きながら綿の感触を確かめていました。
この作品を見て、みんながノートにこんな感想を書いていました。

・わたしのうちにもあったらいいのになぁ。
・わたがいっぱい入っていたので気持ちよかったです。もう一回ねてみたいと思いました。
・とてもふわふわで家にあるとぜったいにうごきたくなくなってリラックスできると思います。
・みんながゆっくり和やかでいられるような気がした。
・ふとんがふわふわ 上のやつがきれい

続いても、みんなを夢中にさせる楽しい作品がありました。

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動物の名前でしりとりをするパズルになっており、みんなは夢中になってパズル完成させていました。「すごくあたまをつかう!」「家でもやりたい!」という声も。
次に、本館の前を通って彫刻コースの作品を見ながら移動して行きます。

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正面にそびえ立っていたのは高さ6mの馬!見上げて「大きい…」と圧倒されます。

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つるつるしたり、冷たかったりする彫刻の作品の感触を手で感じながら、絵画の実習棟へ移動します。
青山先生から洋画と日本画の説明を聞いた後、絵画がたくさん飾られた部屋を見て行きます。
最初の部屋にあったのは、手が人間のような熊の絵。
なぜそのように描かれているのか、熊の手が人間のようになったのか、人間が熊のようになったのか…みんなで考えながら、作者の学生さんのお話を聞きました。

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たくさんの絵を見ながら、みんなはノートにこんな感想を書いていました。

・いろいろなこせいがあるえでとてもむずかしかったです。
・「ひぐま」「マニキュア」「あそび心」考えたことを大切に。
・にかわ どうぶつのかわをにたもの。
・いろんなえがあっておもしろい
・いろんないきものがいておもしろいし木と木がじゃんぐるじむになっている

色々な絵を見て回った後に、大学院棟へ移動します。
美術科の様々なコースや大学院生の作品が展示されていました。

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最後に体育館でプロダクトデザイン学科の作品を見て、学食でツアーのまとめを行い解散となりました。

1時間半のツアーではもちろん全ての展示を見ることは出来ず、もっと見たい!という声もありました。来年のツアーはより内容を拡大し、また、みんなが芸術に触れてどんな感想を持ったか、どんな風に感じたかを詳しく聞ける機会や仕組みを作れればと考えています。