東北芸術工科大学 創造性開発研究センター

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お知らせ

秋のワークショップを開催しました

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東北芸術工科大学創造性開発研究センター2015秋のワークショップをやまがた藝術学舎にて開催しました。今回は
A.たたいて!つぶして!大きな絵(青山ひろゆき先生、矢作鹿乃子先生)
B.世界でひとつの「バッグ」をデザインしよう!(早野由美恵先生、渡部桂先生)
C.身近な葉っぱをたたいて染めよう!(柳田哲雄先生、矢作鹿乃子先生)
の3つのワークショップを行いました。

当日のワークショップの様子をご紹介します。
「A.たたいて!つぶして!大きな絵」では26名の子ども達が大きな布を使って、偶然性が創りだす絵画に触れる体験をしました。
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広い部屋に敷かれた大きな布が今日のキャンバスです。
まず、霧吹きの中の水を絵具で思い思いの色で染め、布の上に自由に噴射しました。
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その後、布のあちこちに様々な色のパステルを置きます。07 08
布を折り返し、布の上からパステルを木槌などで叩いて砕きます。
ある子は力の限り、ある子はリズミカルに、ある子は静かに布越しの感触を確かめながら叩いていました。
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砕いた後に布を広げると…鮮やかな色の模様が折り目の左右対称に描かれています。
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ここで先生から質問。「この絵はこのままで良いと思う人?もっと何かしたい人?」
高学年の子たちは「このままで良い」、低学年の子たちは答える前にパステルや絵具を指で伸ばし、絵を描き始めました。
筆もあるよ!と言われると、子ども達は筆を手に取り、布の上で自由に動かします。
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完成した絵を持ち上げて立ててみると、まだ乾いていない絵具が垂れていきます。すると「垂れてるよ!」という声。垂れていく絵具もまた、偶然が生み出す模様になりました。
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WS後も、残った霧吹きの色水を混ぜて理科の実験ごっこをする姿が見られました。
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今回子ども達が制作した絵は、後日成果展等の機会にて展示出来ればと思います。

「B.世界でひとつのバッグを作ろう!」のワークショップは「デザイン思考」という問題解決の為の思考法を取り入れたワークショップです。
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今回はバッグのデザインを皆で考え、実際に制作を行いました。
まずはアイスブレイク。初対面の子ども達が仲良くなるための時間です。
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皆で円になりキャッチボールをします。ボールを増やし、最後にはボール無しのエアキャッチボールをしました。
その後は自分の「好きなもの」を元に自己紹介をします。
皆の緊張が解けたところで、チームに分かれてバッグ作りを始めます。
まず、先生からデザインを行うときの順序を学び、実際に体験してみます。
最初の段階は「相手の話を聞く」。今回は大学生に、実際に使っているバッグについて質問をしました。
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「どんなところが使いづらいか」「どんな形や色がいいか」など、バッグについてのインタビューを行います。デザインではこのインタビューをすることがとても重要です。どんなインタビューが出来たか、班の中で発表も行いました。
その後、聞いた話も踏まえながら「じゃあこんなバッグなら良いんじゃないか」というアイディアを自由にイラストと文章で書き出していき、自分が考えたアイディアを班の中で発表しました。発表の後で「面白い!」という声が。アイディアをほかの人に話したり、ほかの人のアイディアを聞いていると新しいアイディアが生まれてきたりします。
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そして、アイディアをまとめたり、削ったりして、大学生の為にバッグのデザインを考えました。絵に書いたり、紙で実際に小さなバッグを作り、こちらも班の中で発表をしました。DSC_0167
そして、これまでのインタビューやアイディアを元に世界でひとつのバッグをデザインします。
どんな時に、何を入れ、どんな大きさ、どんな形、どこで持つか…
どんなデザインで、どんな特徴を付けるか、アイディアをまとめていきます。
実際にバッグを作ってから、皆の前で作ったバッグについて発表をしました。
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「C.身近な葉っぱをたたいて染めよう!」は葉っぱのたたき染め、ということでまずは葉っぱを探しに外へ。
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先生が持って来たプランターの中の植物や、藝術学舎に庭にある様々な植物の葉を採ってきます。
中には既に紅葉している葉っぱを見つけてきた子も。
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葉っぱを綿のハンカチに載せ、上からビニール袋を被せて木槌で叩きます。
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力いっぱい木槌を叩きつけ、ビニール袋を取ってみても葉は粉々で上手くハンカチが染まりません。
先生から「植物の葉っぱはこんなに薄くて柔らかいんだよ。」と言われて、今度は恐る恐る静かに叩いていきます。
力を弱くしてみたり、強くしてみたり、叩くものを木槌から石に変えてみたり…何度か試していく内に、綺麗な葉っぱの形に染まっていきました。
最後にハンカチにうつった葉の形の上から、色を定着させるためにミョウバンを塗っていきます。
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最後に、木の上でハンカチを乾かしました。皆が作ったたたき染めハンカチは、素敵なお土産となりました。

今回行った3つのワークショップでは、研究のためのアンケートへのご協力をお願いしました。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
今後も、アンケートを元に子ども達の創造性を育むワークショッププログラム開発に取り組んでいきます。
次回のワークショップの開催は冬を予定しています!詳細が決定次第、WEBでもお知らせいたしますので、ぜひふるってご参加ください。