探究型学習協働プロジェクト 東北芸術工科大学

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研究活動の報告

夏のワークショップを開催しました!

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8月11日(木・祝)に東北芸術工科大学やまがた藝術学舎にて夏のワークショップを開催しました。
「A.トリミテカク ~よーく、見て描こう~」「B.羊の毛を こすって からめて フェルトボールをつくろう!」「C.アートなスイカの食しかた」の3つのワークショップを実施しました。

「A.トリミテカク ~よーく、見て描こう~」では、まずは何も見ずに鳥を描いてみた後に、図鑑を見ながら一体ずつ剥製を観察しました。その後、鳥たちをじっくりと細部まで描いていきました。このワークショップ会場のBGMは鳥のさえずり。小学生の皆さんだけではなく、先生も夢中になって鳥たちと向き合っていました。
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じっくりと観察することで、羽根の流れや爪の形まで描けています。(それぞれ上段が観察前、下段が観察後の絵)
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「B.羊の毛を こすって からめて フェルトボールをつくろう!」では、羊の毛の収縮を利用してフェルトボールを作りました。羊などの動物の毛は、表面がうろこ状になっており、アルカリ性の洗剤等を付けるとうろこが開いた状態になります。その状態で毛を擦り合わせると、それぞれが絡み合い固くなっていきます。この収縮の原理を用いて、柔らかい羊の毛から固いフェルトが作られます。
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カラフルに染まった毛を絡ませて、色とりどりのフェルトボールが出来上がりました。
また、今回は羊だけではなく、アルパカなどの毛も実際に触って動物の毛の違いもみることができました。

中学生対象のワークショップ「C.アートなスイカの食し方」では、もっとスイカを美味しく食べるにはどうしたら良いかを考え、様々な調理器具や調味料を用いてアイディアを実現しました。形や味を考えながら「これがあったらいいな」という物があれば研究員が近くのスーパーで購入して来ました。
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最後にみんなで試食会を行いました。サイダー味のスイカや、そうめんが入ったスイカ、タワーのような形のスイカ…あっと驚く食べ方が生まれました。
イメージを膨らませて、それを実現するために必要なものを揃えて形作っていくことは、想像力や創造力、そして問題解決力を身に着けることにも結びつくと感じました。
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次回のワークショップは来年の春休み開催の予定です!