3月25日のワークショップ、午後の部です。浅井由剛先生による中学生用のワークショップ「友だちのロゴマークを考えてみよう」です。

このデザイン思考を組み込んだワークショップでは、まず、世の中に出回っているロゴマークを例に出し、世の中にはどんなロゴマークがあるのか、そこにはどんな意味が込められているのかを子どもたちに質問しながら知ってもらいます。

次に、友だちとの対話の中で質問をしながらお互いのことを知っていき、友達へのロゴマークを製作していくというワークショップです。

iPadを使ったワークショップは、最初は四苦八苦していたものの、時間がたつごとに皆素晴らしい集中力で、どんどん新しい技術を自分のものにしていきました。

自分のパートナーになったお友達には、どんな趣味があるのかな？何が好物なのかな？インタビューした情報を元に、相手のことを想いながら制作を行いました。

出来上がったそれぞれのロゴマークをプリントしてみんなで鑑賞会を行いました。

自分のアイデアを取り込んだお友だちへのロゴマークは、個性豊かで、楽しかったり、優しかったり、カッコイイロゴマークとなっていました。

相手のことを想いやり、それを新しい技術で創造していく今回のワークショップは、まさにアートとデザインが融合した、素敵なワークショップでした。

レポート　髙橋洋充