探究型学習協働プロジェクト 東北芸術工科大学

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研究活動の報告

庄司博幸先生「言葉の達人ゲーム」

引き続き、3月25日に行なわれたワークショップ。このワークショップは敢えて物を作らないという、研究センターでは珍しいスタイルのワークショップです。小学生の部、中学生の部の2コースを実践しました。

 

まず、内容説明です。このワークショップはチームゲームです!今まで知らなかったような少し難しい言葉が書かれた紙に、それぞれが、その言葉はどんな意味なのかを想像して書いていきます。出てきたのは辞書の意味とは違う、新たな意味を持った言葉です。それを辞書の正しい意味が書かれた紙と混ぜ、どれが辞書にある正しい意味の言葉か、どれが新たに作った意味の言葉かをチームで当てていきます。

これは、紙に書かれた言葉がどんな意味であるかを「調べる」のではなく、「作る」ワークショップです!初めての体験に、最初は皆どのように言葉を作るか悩んでいる様子でしたが、同じテーブルのお友達と話し合いながら、だんだんと手を動かしていきました。後半に差し掛かると辞書に書かれた意味と区別がつかないような事を想像できたりして、ゲームは大盛り上がりとなりました

 

言葉の意味を『作る』ことで、辞書の言葉の成り立ち、新しい言葉は誰にどうやって作られるのかについても考える良い機会となりました。小学生の部も中学生の部も、それぞれ、知識と想像力の両方を充分に発揮できた楽しい時間となりました!

レポート 蓮實日菜子