探究型学習協働プロジェクト 東北芸術工科大学

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お知らせ

校長会でデザイン思考研修を行いました

山形県の飽海小学校長会の皆さまより依頼を受け、「デデザイン思考を活用した探究的な学び」と題した研修会を行いました。

 

当日は、今まで地域の学校と進めてきた授業連携の実践報告も交えつつ、探究的な学びにおいてポイントとなる考え方と手法、学びを深めるための心構えや環境づくりを中心にお話しをしました。先生方ご自身が探究活動の一端を体験できるよう、レクチャーの合間にグループワークを織り込んだ研修プログラムです。

[研修会の内容]
・デザイン思考と探究型学習の共通点
・アイスブレイク① 気軽に素早く取り組む
・アイスブレイク②「Yes,and」と「No,because」の会話
・発散の活動、収束の活動
・アイスブレイク③ アイデアの広げ方
・アイデア展開 ブレインストーミング「創造的な活動をしやすい職員室をつくる」

「ブレインライティング」を活用しながら、筆談でアイデアを広げるワーク。「可視化」することで、互いのイメージが共有でき、そこからさらに発想が広がります。

研修会終了後、嬉しいご感想と振り返りをいただきましたので一部をご紹介いたします。

[先生方からのご感想]
●ワークショップ型の研修会で参加しやすく、研修内容もとてもわかりやすかった。
●一人一人が自分の考えを整理し、他とかかわり合うことを通して思考を広げていく手法は、どんな学習や活動場面でも使えると思った。視覚化(見える化)することで、思考の中身や流れが整理できてよい。
●課題に対して自分の考えを持つだけでなく、他者との関わりの中で考えが広がり、深まっていくという利点があった。学校においても活用できると思いました。Yes,andの会話が日常的にできる職員室や学級になったらいいなあと思います。
●学校経営の中でも、もっと教職員とアイデアを出し合いながらよりよい教育活動を模索していくことが大切だと考えさせられる機会となりました
●しなやかな思考や豊かな発想に目を向けるよい機会となった。総合的な学習の時間にぜひ活用したいと思った。
●授業だけでなく、職員の研修や話し合いにも活用できるデザイン思考のよさを学びました。また、このようなワーキングをすることで人同士の関係性を構築できることも体感しました。
●「小さな失敗の積み重ねが確かな成功につながる」「アイデア発想の視点」等、勇気づけられる言葉もたくさん得ることができた。

今回、お声がけいただきました飽海小学校校長会の皆さまに、心より御礼を申し上げます。

本学では、リクエストに応じて、先生方を対象とした「デザイン思考を活用した探究型学習プログラム」の研修会を実施しています。内容や実施方法など、お気軽にお問合せください。