2016.01.28
新春のワークショップ開催しました!
やまがた藝術学舎の日本庭園も真っ白な雪で覆われたなか、創造性開発研究センター2016新春のワークショップを行いました。「わくわく粘土ワークショップVol.2 聴いて、触って、何つくる?」を実施しました。
まずは床の上で、粘土で自由に遊んでみます。
グループになって粘土をちぎって投げたり、高く積み上げてみたり、四角い塊にしたり、穴を開けたり。粘土はどんな触感で、どれくらいの重さで、どれくらいの柔らかさなのかを手で感じてみます。
その後、いよいよ目をつぶって音楽を聴き、粘土を形作ります。
1,2回目の音楽の時は目をつぶって粘土を好きなように作り、3回目の音楽の時には目を開けて作ります。
暗いのが怖い人はいるか聞くと「少しだけ怖い!」という子も。怖い時には無理にアイマスクを付けなくても大丈夫と伝えました。しかしアイマスクを付け、音楽が流れ始めると、怖いと言っていた子も音楽にのって粘土を自由に触り始めました。音楽が鳴り終わると、アイマスクを外して粘土の作品にタイトルを付けます。
1曲目はみんなにはあまり馴染みがなかったかも知れない種類の音楽。異国の軽快なリズムで、ウキウキと皆笑顔を浮かべながら粘土を触っていました。
2曲目はゆっくりと穏やかな、少し切ない雰囲気の、ある映画のテーマ曲です。
3曲目のみ、アイマスクを外して粘土を作ります。今までとは違い粘土の形が見えるので、どんな形にするか頭で考えながら粘土を触っていきます。曲は「聞いたことがある!」という声も上がった有名なクラシック音楽です。
最後にみんなが作った作品を全て並べて見てみます。同じ音楽を聴きながら作ったにも関わらず全く違った形がずらりと並びました。
最後にみんなに聴いてもらった音楽について説明をしました。ちなみに3番目の曲は誰が作った曲か聞いてみると、「モーツァルト」という声があがりました。なんと大正解です!
今日の活動の感想を聞いたり、ワークショップの後にアンケートの回答を見たりすると、「曲を聞いている時に映像が浮かんできた」という声や「音楽を聞きながら何かを作るのは初めてで戸惑った」という声もありました。
音楽と造形を初めて組み合わせたワークショップということで、教員含めスタッフもどんなワークショップになるのかわくわくしながら活動を見守りました。参加したみんなは最後まで笑顔で、集中して創作活動に取り組めたようです。
次回のワークショップは3月の春休み中に開催する予定です。詳細が決まり次第、こちらでもお知らせいたします。
さて、最後に今回のワークショップでみんなが作った作品を少しだけご紹介します!