東北芸術工科大学 創造性開発研究センター 高校×芸工大「探究型学習・アクティブラーニング」

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創造性開発研究センター 高校×芸工大「探究型学習・アクティブラーニング」

創造性開発研究センター高校×芸工大「探究型学習・アクティブラーニング」

創造性開発研究センター 高校×芸工大「探究型学習・アクティブラーニング」

創造性開発研究センター

ますます複雑化する現代社会の中で生きる私たちは、
他地域他世代に対応することができる
柔軟性のある思考と行動力、人間精神力の豊かさが必要とされています。
創造性開発研究センターでは、これからの時代に必要となる
「生きる力=自ら学び、考え、行動する力」を育てるために、
芸術思考とデザイン思考に基づく
総合的な教育プログラムの開発を目的に研究を進めています。
「芸術と教育」「芸術と社会」「芸術と未来」を繋ぐ
芸術大学ならではの「生きる力」を育む教育方法論の確立を目指します。

芸工大と5つの高大連携

ワークショッププログラムの開発

ワークショッププログラムの開発

学内外の多様な講師陣による、芸術思考とデザイン思考に基づくワークショップを開発・実施します。実施後はワークショップにおける参加者の「気付き」や「変化」に着目し、分析・検証を行います。また、ワークショップの効果についても分析・評価を行い、プログラム開発研究へ還元します。

教育機関との連携

教育機関との連携

芸術思考・デザイン思考を元に開発したプログラムを実際の教育現場へ展開します。平成28年度開校予定の山形県内初の中高一貫教育校である山形県立東桜学館の総合的な学習の時間『未来創造プロジェクト』において、デザイン思考を取り入れたカリキュラムの協働開発を行っています。今後も積極的に地域の小・中・高校と連携を図り、当研究の成果が学校教育の一助となるよう努めます。

学内事業との連携

学内事業との連携

子どもたちの感性教育を日々実践しているこども芸術大学や、中・高生の問題解決力を養うプロジェクト「デザセン」(中学生版は「デザセンJr.」)などの学内事業と連携を図りながら本学の創造性教育の有効性を実証していきます。

講演・シンポジウムの開催

講演・シンポジウムの開催

センターの研究内容について幅広く知っていただくため、公開型のシンポジウムを開催します。また、教育界の著名な講師による講演を行います。美術教育に関心のある方、一般の方にもご参加いただけます。

研究会の実施

研究会の実施

学内外の研究員による研究会を実施します。また、小・中・高校教員を招いての研究会や勉強会も実施予定です。

お知らせ

本センターでは「芸術思考」と「デザイン思考」に基づいた、子どもの多様な個性を活かした創造性プログラムの研究と開発を目指します。「芸術思考」と「デザイン思考」2つの思考についてご紹介します。

本研究センターでは現在まで、芸術とデザインをベースとした20種類以上のワークショップを実施してまいりました。ワークショップ前後にはアンケートを実施し、こども達にどのような「気付き」や「変化」があったのかを検証しています。

検証方法の1つに、ハーバード大学教育大学大学院教授ハワード・ガードナー氏の「多重知能理論(MI理論)」を用いています。MI理論では人間が持つ知能を8つに分類しており、それぞれの個人が得意とする知能を見つけて自らの生活に活かすことや、自己の知能と他者の知能を理解し認めることが、豊かな共生社会に繋がるとしています。

本研究センターではその考えに着目すると共に、芸術が人々の8つの知能の全ての発達を促すものであると考えています。また、芸術はこどもの豊かな感性や表現力、思考力を育むとともに、想像力と創造力を持って社会で生きていく為の大きな力となると考えます。本センターではこのように、芸術が人々を豊かにするという考え方を総称し「芸術思考」と呼んでいます。

「デザイン思考」は人間中心デザインに基づいた問題解決のための思考法であり、主にビジネスの場でプロジェクトを遂行したり、新しい物事を生み出したりする際に用いられています。共感から始まり、問題定義、創造、プロトタイプ、テストといった5つのステップを繰り返すことで、身近に起こる問題や社会的な問題など様々な課題を可視化し、チームの力で解決へと導くことを可能とします。

デザイン思考による課題への取り組みは、主体的に学ぶ力および確かな問題解決力を身につけることにつながり、教育現場でも非常に有用であると考え、山形県教育委員会との連携により探究型学習にデザイン思考を適用した教育プログラムの開発を進めています。

本研究センターでは、芸術思考とデザイン思考という2つの視点からワークショップを開発し、実施することで、こどもたちの持つ創造性を更に高めることが出来ると考えています。

この創造力が「生きる力」となり、やがて社会に羽ばたくこどもたちの大きな糧となることを願いながら、研究を進めています。

センター長メッセージ

センター長メッセージ 片上義則

片上義則

本研究センターは、平成25年4月に東北芸術工科大学の附置機関として設立されました。設立と共に平成25年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の採択を受け、小・中・高生を対象とした、「生きる力を育む芸術・デザイン思考による創造性開発拠点の形成」プロジェクトに取り組んでおります。

本学は教育目標として「想像力」と「創造力」という2つのキーワードを挙げています。「創造力」が生活や社会の抱える問題に対応し解決策を提案する能力であるならば、「想像力」はその前提となる、他を知り思いやる心であると考えています。

本プロジェクトでは、「芸術思考」と「デザイン思考」に基づき教育方法を総合的に研究し、大学の教育目標でもある「創造力」=「生きる力(自ら学び、考え、行動する力)」を持つ子どもを育てることを目指しています。

現在まで、芸術とデザインをベースとした数多くのワークショップを実施してまいりました。ワークショップの参加者は自らのイメージを無心に表現しようとする中で、自らの心と向き合い多くの気づきを体験し学んでいます。我々の目指す「生きる力」の基礎は、そういった自らの心・意識との対話であると考えます。その対話の試行錯誤のツールとして、芸術・デザインの持つ表現力と問題解決プロセスが有効であることを、ワークショップ前後の参加者の様子の違いから強く実感しています。本プロジェクトでは引き続き、小・中・高生を対象としたワークショップの企画・実施・検証を積み重ねていき、子どもたちの創造性を育む教育プログラムの開発に注力してまいります。

また、ワークショップに参加した地域の子ども達の多くが、体験、体感しながら「芸術・デザインと生活」、「芸術・デザインと学習」など、芸術・デザインとの新しい関わり方を発見するきっかけになるような研究拠点づくりを目指していきます。

今後とも皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。

片上義則(東北芸術工科大学副学長/創造性開発研究センター長)

共同研究者

センター長 片上義則(副学長/デザイン工学部部長/プロダクトデザイン学科教授)
研究員 有賀三夏(創造性開発研究センター研究員/講師)
青山ひろゆき(美術科洋画コース准教授)
遠藤節子(事務局次長/こども芸術大学校長)
木原正徳(芸術学部長/美術科洋画コース教授)
古藤浩(教養教育センター教授)
齋藤祥子(こども芸術大学教頭)        
澤口俊輔(グラフィックデザイン学科准教授)
深井聡一郎(美術科工芸コース准教授)
三橋幸次(プロダクトデザイン学科教授)
柚木泰彦(プロダクトデザイン学科教授)
吉賀伸(美術科彫刻コース講師)
渡部桂(建築・環境デザイン学科准教授)
早野由美恵(プロダクトデザイン学科准教授)
ボブ田中(企画構想学科教授)
矢作鹿乃子(こども芸術大学幼児教育士)
吉田卓哉(教養教育センター准教授)
学外研究員 長南博昭(山形県教育委員会委員長)
渡部泰山(山形大学大学院教育実践研究科准教授)
渡邉斉(南陽市立萩小学校校長)
張崎正裕(天童東幼稚園副園長)
遠藤正俊(山形市立第六中学校教諭)
須田一成(長井市立長井南中学校教諭)
阪井和男(明治大学法学部教授)
上條雅雄(オフィス観音崎代表)
栗山健(学研教育総合研究所所長)
戸田博人(株式会社富士通ラーニングメディアエグゼクティブマネジメントスペシャリスト)
本間真(株式会社ディスコ事業開発部次長)
内藤隆(株式会社シーエスアップ代表取締役)
寺尾敦(青山学院大学大学社会情報学部准教授)
中込敏寛(株式会社日本スウェーデン福祉研究所代表取締役)
浅井由剛(株式会社カラーコード代表取締役)
森憲一(株式会社サードステージカンパニー代表取締役)
庄司博幸(株式会社サードステージエデュケーション代表取締役)
永谷研一(株式会社ネットマン代表取締役社長)
坪田康(京都工芸繊維大学准教授)
山本康治(東海大学短期大学部児童教育学科教授)
原田康也(早稲田大学法学学術院教授/日本英語教育学会会長)
研究協力者 山本一成(大阪樟蔭女子大学児童学部児童学科講師)
山崎正明(北翔大学助教授)
大島伸矢(株式会社プライムラボ)

研究活動の報告

研究活動の報告

文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「生きる力を育む芸術・デザイン思考による創造性開発拠点の形成」の採択を受け、年度毎に研究活動報告書を作成しています。以下よりダウンロードが出来ます。

研究成果報告書(最終報告)
研究活動報告書2016「ワークショップのたね」
研究活動報告書2015(13.8MB)
研究活動報告書2014(4.2MB)